台風時の窓ガラス破損に要注意!3階でも油断できない理由と対処法

暮らし

こんにちは、naoです。

今回の台風24号はものすごい暴風雨でしたね。
皆様ご無事でしょうか?

我が家はなんと、マンションの3階の窓が飛来物によって割れるという緊急事態に・・・!



そこで今回は、台風時の窓ガラス対策や割れた後の対処法について、書いていきます。

我が家の窓ガラスはこうなりました。

まずは、破損した我が家の窓ガラスの状況について。

 

バッキバキに割れた我が家の窓がコチラです・・・

 

 

\ ジャ ー ン ! ! /

こちらは朝、台風が治まってからガムテープで補強した後の窓ガラス。

「誰か、うちの窓ガラス鉄バットで殴りました?」
っていうくらい、見事にバッキバキです。



何故3階の窓ガラスが割れたのか?

窓の専門家、YKK AP株式会社さんの公式サイトによると、「窓ガラスが割れる原因は、風圧ではなく物がぶつかるから」だそう。(以下、YKK AP公式サイトより引用)

実際、我が家の窓ガラスが割れた原因も、暴風に煽られて飛んできたあるモノでした。

 

上記画像にも記載がありますが、我が家の窓にぶつかったと思われるのは、まさに近隣の家から剥がれた屋根!!

まさか屋根が剥がれて飛んでくるとは・・・

でも、それなら3階の窓が割れるのも納得です。
階層が高いからと言って、油断できませんね。

窓ガラスが割れないための対策


さて、それでは、窓ガラスが割れないためにはどんな対策をすればよいのでしょうか?

1、外に物を置かない

まず、一番基本的で手軽にできる対策が「外に物を置かないこと」!

飛来物になるものを無くしてしまえば、窓が割れる心配もありません。

外に置いてあるゴミ箱、傘、掃除用具、植木鉢など小型のものから、ガーデンテーブルや自転車など大型のものまで、煽られる可能性のあるものは全て室内に入れます。濡れたぞうきんや洗濯物で割れる事もあるそうなので、要注意。
物干し竿や物干し台なども、できれば室内へ。スペースや重さの問題で中に入れられない場合は、ロープなどで固定しておくと安心です。

2、雨戸やシャッターを閉める&設置する

いくら自分の家の物を室内に入れていても、近隣住宅のものや、公道の看板、屋根や外壁が剥がれて飛んできてはひとたまりもありません。

そのため、窓自体を守る対策は必要不可欠。

戸建ての場合には、雨戸やシャッターが設置してあると思うので、事前にしっかりと閉めておきます。

マンションなどは、風圧等の関係から雨戸が設置されていない場合がほとんどのため、あとから設置できるタイプの雨戸を個人で設置します。
最近は家の内側に設置できる雨戸もあるようなので、上手く活用したいですね。

3、防護ネットを張る

雨戸やシャッターは今日明日で設置できるものではないので、緊急の対策には不向きです。
そのため、緊急で対策できる方法を少しご紹介。

まずは、ホームセンターなどで手軽に手に入る防護ネットを張る方法。

防護ネットとは、野球場の周りに良く張ってあるようなネットのことですね。
これをベランダに張っておけば、飛来物の直撃防止になります。

ただし、今回のように屋根瓦などの重いものが強風で煽られた場合には、防護ネットを突き破って窓に直撃する場合も考えられます。
更に、窓が出窓のように突き出ている場合は防護ネットが設置できない(しても効果がない)ことも。

4、飛散防止フィルムを貼る

防護ネットだけでは不安な場合には、万が一窓が割れた時のために、飛散防止フィルムを貼っておくことをお勧めします。

飛散防止フィルムを張っておけば、万が一窓が割れてしまってもガラスの破片が飛び散ることを防げますし、雨風が入って来なければ、応急処置のしやすさも全然違います。

5、ガムテープを貼る

しかし、本当に直前で「飛散フィルムを買いに行く時間すらない!」という場合には、ガムテープや養生テープを使用。(ガムテープならコンビニでも手に入り易いです。)
ガムテープを、窓全体に大きな米印を書くように貼っておくと、簡易的な飛散防止フィルムの効果があります。

ちなみに、紙のガムテープよりも布のガムテープの方が剥がす時に綺麗に剥がれます。

6、段ボールで補強

あくまで補強なので、効果のほどは分かりませんが・・・

飛散防止フィルムやガムテープで補強した後に、大きめの段ボールを窓に張り付けて固定しておきます。
そうすれば、万が一窓が割れてしまっても、ガラスが飛び散るのを最小限に抑えられますし、応急処置もかなりしやすくなります。



窓ガラスが割れた場合の対処法


それでは、万が一窓ガラスが割れた場合、どう対処すればよいのか?
我が家の場合をまとめてみます。

1、念のため、写真を撮影

我が家の場合は幸いにも、大家さんの負担で窓の修理をして頂けることに。
しかし、もしも自費負担で災害保険などの手続きが必要になった時のために、念のため現場を撮影しておきます。

2、靴を履く

窓の破損部分からは、激しい雨風が吹き込んでくるため、想像以上にガラスの破片は広範囲に飛び散っています。
ケガをしないためにも、まずは靴やスリッパなど足を守れるものを履いてから対処して下さい。

3、段ボールやレジャーシートで穴を塞ぐ

とにもかくにも、割れた部分を塞がない事にはどうしようもありません。
放置していると、暴風によって割れた部分がさらに広がったり、もう片方の窓まで割れてしまう可能性も・・・
なにより、こんな状態では家で安全に過ごすことが出来ません。

応急処置として利用すると良いのが、段ボールやレジャーシート。
段ボールの場合は、ゴミ袋を被せると雨にも耐えられます。
かなり雨風が強いので、レジャーシートで固定するのはハードルが高いかもしれませんが、段ボールなら多少塞ぎやすかった印象です。

また、固定する際には養生テープなどで固定しても良いですが、それだけだと心もとないため、大型の家具・家電などを置いて固定しました。

4、ホウキや掃除機でガラス片を処理

窓ガラスの応急処置が済んだら、床などに飛び散ったガラス片を片付けます。
まずはホウキとチリトリでざっと掃除して、その後掃除機をかけるとスムーズです。
最後に拭き掃除までしたいところですが、寝る場所が確保されているのであれば、そこまでするのは翌朝台風が治まってからでOK。

窓ガラスの交換などの際に、結局また破片が落ちて掃除することになるので・・・



翌日の手続き

マンション住まいの我が家の場合の手続きをまとめてみます。

1、管理者に連絡

マンションやアパートの場合、まずは管理者に連絡します。
我が家の場合は大家さんが管理しているため、朝一番に連絡。
すぐに業者さんを手配して貰えて助かりました。

2、業者さんとアポを取って来てもらう

管理者が手配してくれた業者さんから連絡が来るので、都合の良い時間に来てもらうようお願いします。
今回は幸いにも、当日のお昼前には業者さんが来てくれることに。

しかし、台風通過後は窓ガラスの問い合わせが多いそうなので、1日待つこともあるかもしれません。

3、窓ガラスを交換

業者さんが手際よく割れた窓ガラスを外し、新しいものに交換してくれました。
窓周辺の破片の掃除もしてくれて、自分達で処理したガラス片も回収して貰えたので助かりました。

あとは、自分たちでしっかり掃除をして、処理完了です。

その他

今回、窓ガラスが割れた時にあって良かったものは
☑スリッパ
☑ホウキとチリトリ
☑段ボール
の3つ。
これがあったおかげで、何とか迅速に対処できました。

また、「あればよかった」と思ったのは、
☑パック式のコードレス掃除機!

ガラスの破片を吸い込むため、パック式じゃない掃除機だと
・捨てる時に危険
・掃除機が壊れそう
という心配があります。

窓ガラスが割れないに越したことはありませんが、万が一割れた時のために参考までに。。。

感想

今回の反省点は、「3階だから大丈夫だろう」という油断から、窓ガラスの対策をしていなかったこと。
これに尽きます。

「何階に住んでいても、飛来物はある!」

という事が分かったので、皆様はこれを反面教師にして生かしていただければと思います。
また新しい台風が発生しているようなので、対策を万全にして挑みたいですね。

 

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