こんにちは、naoです。
先日、母乳教室についての記事を書きましたが、母乳教室シリーズ第二弾!
今回は、母乳のメカニズムや授乳姿勢、その他疑問点などについてまとめてみました。
目次
1、母乳育児のメリット
まずは、母乳育児のメリットを挙げてみます。
①母子のコミュニケーションが増える
母乳育児では、赤ちゃんにおっぱいを飲ませられるのはお母さんだけ。
ミルクだと他の人にもあげられますが、母乳で育てれば自然とお母さんと接する時間が増えます。肌と肌が触れ合う分、密接なコミュニケーションが取れて赤ちゃんもリラックスでき、信頼関係が築けます。
②手軽に与えられる
母乳はミルクと違い、調乳や器具の消毒などの手間がかからず、いつでも必要な時にすぐにあげられます。
特に外出先や夜中の授乳の際、準備が必要ないので荷物を少なくできたり、手軽に授乳出来たりという点は嬉しいメリット。
最近はどこにでも授乳室がありますし、スマホアプリですぐに授乳室を検索できちゃうのも便利です。
③経済的負担が少ない
ミルクや消毒液にもお金がかかります。粉ミルクだと、平均1日180~260円程度。
1カ月当たり5,400~8,400円程度の費用がかかる計算になります。
母乳育児ならミルクにお金がかからないため、1年分に換算すると64,800~100,800円程浮く計算です。
※赤ちゃんの飲み具合によって1念で14万円程かかることも。
母乳育児で浮かせたお金は、頑張ったママへのご褒美に使いましょう!
④災害時にも対応できる
地震や津波、台風などの自然災害で大変な被害に遭い、避難を余儀なくされるケースもあります。
我が子が小さい間に災害に遭ったらと思うととても不安ですよね。
そんな時にも母乳が出ていれば、お母さんの栄養状態が悪くなったとしても、数週間は母乳から栄養を与えることが出来ます。災害のストレスで一時的に母乳の分泌量が落ちても、飲ませ続けることで分泌量が復活します。万が一の時には母乳が出ることで赤ちゃんの栄養を心配する必要がなくなり、精神的に安心感を得られることも。
⑤お母さんの身体にも良い
産後のお母さんの身体にもメリットが。
子宮の収縮を促し回復が早くなったり、体形が早く戻ったり。
乳がん、卵巣がん、子宮がんを予防する効果も期待できるのだとか。
2、1日最低8~10回は吸わせる
①母乳の出るメカニズム
母乳が初めから出るお母さんはほとんどいません。
乳首を吸わせることで脳が刺激を感知し、母乳を出すホルモンを分泌するよう脳から指令を出すことで、徐々に母乳が分泌されます。逆に乳首を吸わせる頻度が低くなれば、脳もホルモンの分泌を抑えるよう指令を出し、徐々に母乳の分泌量が減っていくのです。
人間の身体って、上手く出来ていますね。
②乳首への刺激の頻度が重要
母乳が増えるか減るかの分かれ道は「1日8~10回」の授乳頻度。
1日8~10回以上授乳すると母乳の分泌が促進され、8回以下だと徐々に分泌は減っていきます。
すぐに母乳が出なくても落ち込まず、根気よく吸わせることが大切です。
3、授乳しやすい姿勢
授乳する際の姿勢によって、お母さんの体への負担や赤ちゃんの飲みやすさも変わってきます。
今回は横抱き授乳の4つのポイントを教わりました。
※縦抱きでの授乳態勢についてはこちら→浅吸いを治すために私が実践した方法まとめ
①赤ちゃんの口元まで乳首を持って行ってあげる
生まれたての赤ちゃんは、視力が0.01~0.02程。
生後6か月頃になるとやっと0.1くらいまで視力が発達します。
そのため、特に新生児期は乳首を赤ちゃんの口元まで持っていってあげないと、赤ちゃんはどこに乳首があるのかわかりません。赤ちゃんも最初は授乳初心者。徐々に吸い方を覚えていきます。
②赤ちゃんのお臍はお母さんの方へ向ける
赤ちゃんのおへそがお母さんの方へ向かず上を向いていると、自然と赤ちゃんの顔も上に向きたがります。
そうすると、乳首を吸いながら引っ張ってしまう形になり、お母さんの乳首が切れる原因に。
赤ちゃんのおへそはお母さんの方へしっかり向けて抱いてあげます。
③赤ちゃんの耳・肩・腰が一直線になるようにする
赤ちゃんが授乳でお母さんの方を向いている時には、上から見て赤ちゃんの耳・肩・腰が一直線になるように抱きます。3か所のどれかがずれていると、赤ちゃんが母乳を吸いずらくなってしまいます。
④お母さんが楽な姿勢で授乳できるよう高さを調節する
授乳の際には、クッションやタオルを腕の下に敷き、踏み台などで足の位置も調整。
リラックスして授乳出来る態勢にします。
母乳の源はお母さんの血液。お母さんが無理な態勢で授乳を続けて肩が凝ると、肩から胸にかけての血流が悪くなり、結果的に母乳が出にくくなる原因になってしまいます。
長時間続けても負担のかからない姿勢を見つけたいですね。
4、母乳はミルクより消化スピードが早い
よく、ミルクは3時間おきに与えるという話を聞きますが、母乳はミルクに比べて消化のスピードが速く、30~40分ほどで消化されてしまいます。
母乳の場合は時間に神経質にならず、赤ちゃんが欲しがるだけ母乳を与えてOK。
沢山吸ってもらった方が母乳の出もよくなりますし、ペースがつかめるまでは欲しがったら遠慮なく飲ませてあげましょう。
5、母乳と哺乳瓶では吸い方が違う
哺乳瓶についている乳首は、赤ちゃんが吸えば簡単にミルクが出てくる仕組みになっています。
一方、母乳は赤ちゃんが舌と顎を一生懸命使うことで吸うことが出来ます。
そのため、舌と顎を使う母乳の方が噛み合わせが良くなったり、脳への刺激が強かったりというメリットが。
また、この吸い方の違いから、母乳か哺乳瓶どちらかに慣れてしまうと、もう片方を嫌がるようになるのだそう。
6、母乳が足りているかの目安
母乳だと、哺乳瓶と違って飲んでいる量がいまいちわからず不安ですよね。
ベビー用スケールで授乳前後の体重を測るという方法もありますが、わざわざスケールを購入しなくても、以下の目安で足りているかがわかります。
①赤ちゃんの様子
まずは赤ちゃんの状態から。
赤ちゃんが元気に生き生きとしていて、手足もよく動き肌に張りがある状態ならOK。
②おしっこの量
おむつが1日に6~8枚しっかり濡れていれば大丈夫です。
※交換の回数ではなく、しっかりと濡れているかどうかを確認。
③体重増加を見る
赤ちゃんの体重増加が、1日平均18~30g=1ヶ月で560g以上増えていれば順調。
1日30~50g増えていれば良く成長している、という感じです。
※個人差あり
10g単位だと測れませんが、500g単位であれば大人用の体重計でも大体測ることが出来ますよね。
(体重計に赤ちゃんと一緒に乗り、お母さんの体重を引く)
また、最近は大型施設の授乳室にベビースケールが置いてあることも増えました。
そういう施設もうまく利用できると良いですね。
7、夜中の方が母乳は出やすい
夜中はホルモンの分泌が盛んに行われます。
お母さんがリラックスして眠れる時間帯だと、母乳の出は更に良くなります。
「夜はよく寝てくれるように母乳でなく腹持ちの良いミルクを与える」という話も聞きますが、体力的に難しくなければ、母乳増加を促進するのに一番適しているのは実は夜中!
無理のない範囲で夜中の授乳を頑張ってみるのも1つの手です(勿論、ママの体調優先で)。
8、授乳中の感染症や予防接種について
授乳は続けて良い?
授乳中にお母さんが風邪をひいたり感染症にかかった場合
お母さんがしっかりとマスクや手洗いをしていれば、母乳はあげ続けてOK。
お母さんの体内で作られた免疫が、母乳を通して赤ちゃんに届くことで赤ちゃんにも免疫が付きます。
※お母さんが発病した時点で、赤ちゃんも感染している場合があるので要注意。
但し、乳頭や乳房に感染が認められた場合(真菌・黄色ブドウ球菌・溶結性連鎖球菌など)や、母乳から感染する病気の場合(単純性ヘルペスウイルス・エイズウイルス・ヒトT細胞白血病ウイルス1型など)は断乳を検討する場合も。
授乳中に薬は飲める?
授乳中にも飲める薬はあります。
薬局や病院で聞いてみると◎
9、断乳は無理にしなくても良い
産院の助産師さん曰く、母乳の栄養価は非常に高いため、無理に断乳する必要はないそう。
卒乳の世界平均は4歳とも言われていますし、モンゴルの辺りでは小学生になっても栄養のために母乳を飲ませているのだとか!
国ごとの栄養事情による部分もありますが、成人までおっぱいを飲む人はいないんだし、いつかは卒乳するのだから、自然に任せても良いようです。
まとめ
母乳の出る出ない、赤ちゃんが飲んでくれない、乳腺炎や断乳など…
母乳の不安や悩みは山積みですね。
私もこれから色々悩むことになるかも。。。
でも、赤ちゃんが健康に育ってくれることが何よりも一番大切!
どんな育て方でも、赤ちゃんの成長を見守りつつ、試行錯誤しながら育てていきたいと思います^^
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