こんにちは!
出産から2ヶ月半…あっという間に過ぎてしまいました!!
実際に出産を経験してみて、「産院選びって重要…!」という気づきがいくつかありました。
初めての出産だと、「産院の特徴ってよくわからない…」「どういうポイントを見ればいいの…?」と悩みますよね。
これから産院を予約する方が後々後悔しないために、私が感じたポイントをまとめてみたいと思います。
目次
産院を選ぶ前に
予約はお早めに
最近は産科が減っていて、分娩予約がすぐに埋まって「希望する産院に入れなかった」というケースが多いそう。
私が分娩予約の案内を受けた時にも、【妊娠12週目が予約締切】となっているものの、「実際は妊娠11週くらいで埋まってしまうことが多いので出来るだけ早めの予約を」と勧められました。
予約金が必要な場合も
出産する産院が決まって、いざ予約をする際に予約金の支払いが必要な病院があります。
私が出産した産院では、20万円の予約金を支払わないと予約完了になりませんでした。
支払っておいた予約金で退院時の精算を行う仕組みで、退院時に高額のお金を用意する必要がなく、むしろ余った分の予約金を返還して貰える場合もあります。
先に払うか後で払うかの違いですが、急に大金が必要になるので事前にチェックしておくのが安心です。
出来るだけ下調べを
最近はHPをしっかりと作っている病院が多く、インターネットで充分な情報量を収集出来ます。
まずはHPや口コミなどで色々調べてみて、いくつか病院を絞ってから見学に行ってみるのが◎。
見学では、ネット上ではわからない「院内の雰囲気」や「助産師さんの人柄」を知ることが出来ますし、聞きたいことが聞けて安心感にも繋がります。
ポイント1:母子別室か同室か
メリット/デメリット
まずは産後の部屋について。
母子別室のメリットは、ゆっくりと身体を休めることが出来ること。
母子同室は休む暇なく育児が始まるので大変ですが、育児に慣れることが出来るのがメリットです。
赤ちゃんにとってはお母さんと一緒の方が良いので、赤ちゃんのために母子同室を希望する場合も。
母子別室でも時間的余裕はあまりない
私は母子別室だったので精神的には余裕がありましたが、時間的余裕はというと…
3時間おきの授乳に沐浴指導や調乳指導、食事をとりに食堂へ行ったりしていると、なんだかんだあっという間。
「めちゃくちゃゆっくり休めた!」という気はしませんでした。
むしろ「出産日と退院日以外はバタバタしていたなあ」という感想です。
母子別室は同室にも出来る
私が利用した産院は基本母子別室でしたが、希望次第で同室にも出来ました。
※産院によるので要確認※
試しに一晩一緒に寝てみたり、丸1日一緒に過ごしてみたり、と自分のペースで慣らすことが出来て良い練習になりました。
同室にも別室にも出来る中間のやり方は私にすごく合っていたと思います。
2、別室の場合は【赤ちゃんの面会時間】に注意
母子別室の場合、ママの面会時間と赤ちゃんの面会時間が違う場合があるので要注意。
私の場合、赤ちゃんの面会時間はかなり短かったです。
が、逆にそれを理由に赤ちゃんを見に来る人達の来院時間をコントロールしやすかったのはメリット。
主人まで赤ちゃんと触れ合う時間が少なくなってしまったのはデメリットでした。
面会時間が長い場合は逆のことが言えますね。
3、母乳育児の推奨度
産院によって母乳育児に対するスパルタ度は全く違います。
私のママ友は母乳育児に熱心な産院で出産。
出産翌日から何とか母乳を絞り出すように厳しく指導され、授乳室ではママ達がすすり泣いていたとか…!!
逆に私の産院では、基本的に『お母さんが母乳とミルクどちらを希望しているか?』を重視した指導で、ペースも各々に合わせてくれました。
「なんとしてでも完母で育てたい!」という方はスパルタな病院の方が良いですし、マイペースに行きたい方はそういう指導をしてくれる病院を選ぶと産後のギャップに苦しまず済みます。
また、あくまで私のイメージですが、母乳育児に熱心な産院は母子同室であることが多い気がします。
4、自宅からの距離
距離の目安
目安は初産で【1時間以内】、2人目以降なら【30分以内】の距離が良いと言われています。
が、個人的には【出来るだけ近い方が良い】です!
実際私の産院は家から徒歩15分程。通院の時はとても便利でした。
臨月には毎週通う事を考えると、近い方が断然楽です。
陣痛時に近距離の有難さを痛感
初産だと、陣痛が5分間隔を切っても出産までかなり長時間かかることもあるので自分では判断できません。
私は陣痛が5分間隔をきってから一度産院に行き診てもらいましたが、「まだまだかかりそう」という事で一度帰宅。
結局生まれたのはそれから18時間後でした・・・。
一度帰宅して正解だったと思いますし、陣痛の中2度も往復することを考えると
「本当に近くてよかった…!」の一言に尽きます。
5、先輩ママや地元の評判
病院選びで一番役に立つのは、実際に利用した人の口コミ!
間違いないし、地元の評判が良いところは良い病院のことが多いです。
※ネットの口コミは×。身近な人に聞くのがBESTです。
里帰り出産の場合には、里帰り先の友人や両親の情報網を利用するも一つの手ですね。
6、助産師さんの人柄や雰囲気
実際に出産するまで全く気にしていませんでしたが、助産師さんの人柄は超重要です!!
出産時はもちろん、右も左もわからない時期にオムツ替えや授乳の指導をしてくれるのも、何か困った時に力になってくれるのも助産師さんです。
授乳なんて1日に8回あるのでその度に嫌でも顔を合わせますし^^;
普段のやり取りで気持ちの良いコミュニケーションを取れる事はもちろん、悩みを気軽に相談できる雰囲気かどうかも大切です。
7、自分の出産方法に合っているか
私は個人病院で出産したので、『コウノドリ』に出てくるような新生児科や救命科はありませんでした。
リスクの低い出産だったので個人病院を選びましたが、リスクが高かったり心配があるのであれば、総合病院や大学病院などを選ぶべきです。
逆に、医療行為をせずに自分の生みたい態勢や状況を重視したい方は、助産院での出産が良い場合も。
8、食事
食事内容
入院中、とても楽しみにしていたのが食事!
最近は食事に力を入れている産婦人科が増えていますね。
私がお世話になった産婦人科も
【豪華でバランスの良い3食+15時のおやつ】
がありました。
病院によっては夜中の授乳のために夜食まで出るところもあるとか。
母乳をあげてると、夜ってお腹すくんですよね…。
【お祝い膳】の有無も病院によって違います。
私の産院は【お祝い膳】があり、希望すれば追加料金で付き添いの人と一緒に食べることも可能。
妊娠中は我慢していたスモークサーモンやレアステーキ、ノンアルコールシャンパン等を堪能して本当に本当に嬉しかったのを覚えています。
慣れない入院生活も、毎日の食事が楽しみなら頑張って乗り切れます!
食事の場所
部屋食か食堂で集まって食べるかによって、ママ友の作り易さも変わってきます。
ママ友が欲しい方は食堂がある産院がおススメ!
毎日自然と顔を合わせて話すので仲良くなれます。
気が合うかどうかも入院中に大体わかるので、その後の付き合いにも発展しやすいですよ。
9、産院での催し物の有無
産院によって、催し物に力を入れている所とそうでない所があります。
例えば私の産院は【母乳教室】【母親学級(前期・後期)】が産院で定期的に開催。
わざわざ市区町村の保健所まで行かなくても、近くの産院で済んでとても便利でした。
出産後も【母乳外来】【赤ちゃん同窓会】等のケアがあると安心。
特に必要ない方だと気にしなくて良いかもしれませんが、
病院の催し物が多いとママのケア制度がしっかりした病院、という印象を受けます。
10、立会出産に関する病院の方針
病院を選ぶ時には全く考えもしませんでしたが、これが一番重要!!!
立会出産の落とし穴
出産に立ち会おうとするのって主人だけではありません。
本人が立ち会って欲しいと思っていなくても立ち合いに来る人って、沢山います。
例えば、実両親、義両親、親戚、友人などなど…。
実際、うちの義母も出産間近になって急に立ち会う気満々に!
「陣痛が来たらすぐに駆け付けるから一番に連絡するのよ!」と言われました^^;
でも出産する側としては、【主人以外は立ち会ってほしくない】というのが本音ですよね…
そこで大切なのが病院の方針です!
産院の立会ルールを確認
私が出産した産院は、
【陣痛室・分娩室の付き添いは1人まで】
【付き添えるのは主人・双方の母親のみ】
【それ以外の人は面会時間以外の面会不可】
【出産が夜中や早朝であった場合、主人であっても面会時間までに一旦帰ってもらう】
などなど、ママの気持ちに寄り添うためのルールがしっかりしていました。
こういう決まりがあれば、付き添ってほしくない人には角が立たずに断れます。
私の場合も
・立ち合いは1人までと決まっている
・主人に立ち会って欲しいから、お義母さんは立ち会えない
・立ち会う人以外は面会時間まで病院にすら入れない
という理由で主人に断ってもらいました。
陣痛や分娩で一番大変な時に、自分の気持ちを優先出来るってめちゃくちゃ重要です。
それに、大変な時にいちいち気を遣って断るのもストレスですよね。
私はたまたま決まりのしっかりした産院で心底ほっとしたので、是非事前に確認しておいてほしい項目です。
最後に
出産は女性にとって命懸けの大仕事。
そんな大変な出産を良いものに出来るかどうかは、産院による部分が大きいです。
どの産院が正解かは人によって違いますが、
自分にとって良い出産が実現できるよう、慎重に選ぶ必要がありますね。
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