中学受験はさせるべき?私が中学受験して心からよかったと思う9つの理由

育児

こんにちは、naoです。

育児の中でも大きな悩みの1つが
「受験」ではないでしょうか?


小・中・高・大学受験とありますが
今回は、実際に中学受験を経験した私が
「受験してよかった」
と思うことについてまとめてみます。

基本情報

一言に中学受験といっても、
受験校の偏差値や内容は学校によって様々。

特に私の受験校はかなり田舎なので、
東京での中学受験とは違う事も多いと思います。

なので、基本情報を少々。

中学受験レベル

・偏差値59(2018年6月21日時点)
・小学5年生から2年間、週2回の通塾で受かるレベル
・田舎のため倍率は高くなく、8割くらいの生徒が合格する
・夏と冬に中学校主催の講習会あり
・受験科目は国・数の2教科のみ

東京と比べて、受験レベルはだいぶ低いと思います。
◆受験者数が少なく倍率が低い事
◆教科数が少ない事
◆奇抜な問題が出ない事
◆学校主催の講習会がある事
で、かなり受験が楽になっている印象。

とはいえ、田舎は進学校が少ないため
県外からわざわざ通う生徒も多くいるような学校でした。


大学進学レベル

大学進学レベルはどのくらいかというと、、、
・普通クラス:地元の国立大学or関関同立・MARCHレベル
・進学クラス:中堅国立大学以上(東大・京大合格者は数名)
・理系進学クラスは大半が医者の子供で、医学部へ進学
・9割程は現役合格だが、中には浪人する人もいる
という感じ。

私の学力

・進学クラスで成績は真ん中くらい
・大学は3校受験
立命館大学   :特待生合格
神戸大学(前期):合格
慶応義塾大学  :補欠合格

ちなみに塾には、高2の冬から週一で英語のみ1年ほど通いました。

中学受験のメリット

1、受験科目数が少なくて済む

高校受験の場合、受験科目は3教科 or 5教科。
それに比べて、中学受験は2教科 or 4教科。
英語がない分、1教科少ない科目数で受けられます。

今後は受験科目に英語が入ってくる可能性もありますが、
現段階では「より少ない科目数で高校受験をパスできる」
と考えると、中学受験はお得です。

2、高校受験せずに済む

中高一貫のメリットとして、高校受験が不要である点が挙げられます。

中学校3年分の勉強内容で高校受験をして
高校に入ったらまた3年後に大学受験、となると忙しない。

中高6年間でじっくり勉強した方が
気持ち的にも内容的にも有意義に過ごすことが出来ます。

3、比較的親のコントロールが効く

単純に考えて、
小学校高学年と中学2~3年生で
どちらが親と過ごす時間が多いか?
どちらが親の言う事を聞きやすいか(コントロールしやすいか)?
というと、
明らかに小学生です。

中学生になると、親よりも友達優先になり
なかなか一緒に過ごす時間がありません。

更に思春期・反抗期に入るため
親が疎ましい、親に反抗したくなる、等
親のコントロールできない要因が多くなります。

中学校で勉強をせずに高校受験に失敗してしまうと
大学受験で挽回するのも大変。(勿論できる人もいますが)

それに比べて小学生なら、
親の誘導の仕方次第で上手くコントロールできる可能性が高いです。

中高一貫校にさえ入れてしまえば
あとは学校任せでもある程度なんとかなりますし、
高3になる頃には思春期・反抗期も落ち着いて
ある程度冷静に親や先生の話を聞いて自己判断できるようにもなります。


4、授業の質が高い

大学合格実績を気にする進学校だからこそ、
揃っている教師陣の授業の質も高いし、
それぞれのレベルに合わせた補講も手厚いです。

私の通った学校では
授業について行けない子への補講だけでなく
志望校別の特別補講も用意してくれていました。

東大志望の生徒には、東大の対策
阪大志望の生徒には、阪大の対策

と、手厚いフォローをしてくれるため
それこそ塾にはほとんど行かなくても大丈夫でした。

5、高3の貴重な1年間を受験に充てられる

中間一貫校のカリキュラムとして
高校2年生までに高3までの内容を修了し
高校3年生の1年間は受験勉強に充てる
という学校が多いと思います。

これが出来るのが、中高一貫校の強み。

高2の時点で大学の過去問も解けるわけですから、
分からない範囲を1年かけて復習する事も可能。
巻き返しのチャンスが多いです。

6、悪友が出来ずらい

中学受験をして入学してくる子は
ある程度まじめな子が多く
ヤンチャしてる子は少ないです。

反抗期にある程度放任していても
非行に入る可能性が低いという環境は
親にとっても安心要素になります。

7、一生の友達(人脈)が出来る

私が小学生の頃、中学受験が嫌だった理由は
「地元の友達と中学が離れる事」
「周りの皆と違う(中学受験をしている)事」
の2点でした。

でも、そんな悩みは
実際に中学校に入ってしまえば
すぐに忘れてしまうほど小さなもの。

塾に入れば同じ志望校の友達もできるし
中学校に入れば中学校の友達もすぐに出来ます。

中高6年間を一緒に過ごした友達は
大学の友達にも負けないくらい仲が良く、一生の友達に。

更に、進学校の友人は皆難関大学に進学し
将来有望な子ばかりなので、貴重な人脈にもなります。

8、自由な時間が多い

高校受験がない分、中学3年間は
好きなことに時間を使いやすいです。

自由な時間は、
趣味に使うもよし
スポーツするもよし
遊びまくるもよし
もちろん勉強するもよし、です。

9、全体で見ればコスパが良いかも?

教育費は、学費の他に塾代もかなりかかりますよね。

中高一貫校はカリキュラムがしっかりしているため
しっかり授業を受ければ塾にはほとんど通わなくても
ある程度の大学に入学できます。
(目指す大学のレベルにもよりますが・・・)

実際、私の場合
・中学受験塾に2年間(2教科)
・大学受験塾に1年間(1教科)
で中堅国立大学に入学できました。

中学受験せずに
・高校受験の塾代1年間(3教科)
・大学受験の塾代1年間(?教科)
+浪人した場合は予備校代
+大学が私立だと学費もバカになりません。

そう考えると、案外全体で見れば
中学校受験をした方が安く済む場合も。

もちろん、その子によって違うため
一概には言えませんが・・・

デメリット

1、あまり青春出来ない

学校の方針にもよりますが、
私の通っていた学校は勉強勉強で
部活やイベントにはあまり力を入れていない学校でした。

そのため、「部活やイベントで青春を楽しみたい!」
という子にはつまらないかも。

勿論、部活はありますし
他校の文化祭に遊びに行ったり
友人と遊んだり、恋愛したり
という事は出来ます。

それに何より、
大学に進学すればもっと楽しいことが山積み。
それまでの辛抱ですね。

2、授業進度についていけないと厳しい

中1~高2の5年間で中高6年間の内容を学習するため
学校の授業進度はやや早め。

普通に授業を聞いている分には問題ないのですが、
授業を聞いてなかったり
学校を休みがちだったりすると
授業について行けなくなるかもしれません。


中学受験をする場合の注意点

子供を説得する事が必須

中学受験をする際には、子供が頑張るための動機づけが必要。

子供がイヤイヤ勉強していたのでは、
どこかで必ず無理が来ます。

子供には、受験をする際に
「なぜ中学受験をする必要があるのか?」
をきちんと話して納得してもらう事が必須です。

私の場合は、地元中学が荒れに荒れていて
暴行を受けた生徒が植物状態に・・・という事件もあり
心配すぎるため、安全な中高一貫校に行って欲しい
というのが中学受験の理由でした。

恐らく親は、勉強面も考えて受験を望んでいたのだと思いますが
聞かされた理由が切実すぎて、私も納得して受験を決めました。

受験勉強前の頭の良さは関係ない

中には「うちの子は成績もよくないし、中学受験は難しそう・・・」
と思う親御さんもいると思います。

でも、1つ言わせてください。

「それ、お子さんが勉強に手を付けてないだけです。」

勉強が出来ないのではなく、してないのです!

実際に私の幼馴染は、
中学受験のために塾に入るまで
クラスの中でも頭が悪い部類に入っていました。

それがどうでしょう。
塾に入って真面目に勉強し始めたら
みるみるうちに力を付けて
あっという間にトップクラスの成績に!

結局、大学は医学部に進学し、
現在は医者として働いています。

こんな風に、そもそも勉強を「してない」
小学生なんてわんさかいるので、
学校の成績だけで学力を判断するのはナンセンスです。

高校からの編入はお勧めできない

中学受験からは少し外れますが、
中高一貫校に高等部から編入するというパターンは
個人的にはあまりお勧めできません。

というのも、中高一貫校での1番のメリットは
「中学校から早め早めに授業を進めて
高2の時点で高3までの内容を網羅する」点。

高等部からの入学では
せっかくの恩恵を受けられません。

また、中学からの持ち上がり組と編入組では
あまり交流することもないため
編入組は浮いてしまう印象が強いです。
(嫌われるという事ではなく、グループが出来てしまってて入りずらい)

さらに持ち上がり組と編入組では
授業進度が大分違うため、焦る原因にも。

中学受験について思う事

小学生の頃って、本当に面白いくらいに
将来の事なんて なーーーんにも考えてないし、
考えろって言われても、そもそも子供は
考えるための材料を持っていません!

実際に中学受験をした私自身、
「中学受験をすれば将来的にどう良いのか?」
なんて、理解したのは高校生になってから。

子供なんて、そんなものなんです。

だからこそ、子供がそれを理解した時に
後悔しない環境を親が整えてあげる必要があります。

「子供が中学受験したがったら、やらせようかな」
と思う気持ちは私にもありますが、
子供は「中学受験」なんて言葉さえ
親が教えなければ知らないのです。

大人になった今、
私は中学受験をして本当に良かったと思いますし
右も左もわからない私に中学受験を勧めてくれた親には
本当に感謝しています。

まとめ

なんだかまとまりなくダラダラ書いてしまいましたが、まとめます。

◆中学受験のメリット
・受験科目が少なく済む
・高校受験しなくて済む
・子供の勉強をコントロールしやすい
・授業の質が高い
・高校3年生の1年間を受験勉強に充てられる
・悪友ができずらい
・一生の友達が出来る
・自由な時間が多い
・全体で考えるとコスパが良いかも
◆デメリット
・青春を満喫できない
・授業について行けないと辛い
◆注意点
・子供の説得が必須
・受験勉強前の子供の成績は当てにならない
・高等部からの編入はお勧めできない
◆重要ポイント
・大人が思うほど、子供は中学受験について理解していない!

以上!

私個人の経験に基づいた見解なので、
賛否両論あるとは思いますが、参考になれば幸いです。

 

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